メヰプルアールグレヰ炊飯器ケーキ！！
藍草が食べたい！と悶えていた。
ごめんよ。ちかいうちにいくらでも作ってあげられるようになるからさ、
あとすこし
いろいろ、首尾よくやろうね！
昨夜は散々だった。
雷が遠慮なしに一晩中鳴っていて、眠るどころではなかったんだ。
部屋の中でアルミニウムリボンを燃やされているみたいだったよ。
ぼくは話を盛ってなんかいないからね！
嵐の前の空が好きだ。
いろんな形の雲が無秩序に浮かんでいる。
あの、胸がざわりとする感じが好きなんだ。
先日、優しすぎる巨大台風がやってきた日なんかは、
せかいがピンク色に蕩けていたっけ。
近頃集中力が増しているので、積み本を片っ端から片付けている。
平山夢明・著
「他人事」
道尾秀介・著
「向日葵の咲かない夏」
この二冊は良かった。夏に読むべき本だなあ、と。
「他人事」は残酷、猟奇表現が含まれているので苦手な方は注意して。
というか、それしかない。とてもグロテスク。
悪意まみれ。だけどここまでいくと心地よいかもしれない。
短編集なので暇な時間にさくさく読めた。
万人におすすめできる内容でないことは確かだけど。
「向日葵の咲かない夏」は叙述トリックがおもしろい。
後半の畳み掛けるような展開はなかなか好み。
この部分を意外と驚けるか、超展開ととるかで評価がわかれるんだろうな。
偏執的で歪んでるけど、クライマックスのミチオの台詞にうるっときた。
明日からは、あさのあつこさんの「NO.6」を読む。
ネズミが良いおとこだ！
本当につまらない人間になってしまったなあと、おもう。
怖いもの知らずだったあの頃が恋しくなることもあるけれど
そのかわりに得たものがたくさんある。
手に入れるためにやむを得ず手放したもの
取り返せそうなものはもう一度拾い集めればいい。
ぼくはぼくを補完しながらいきてゆくのさ。
おとなになるって
残酷だなあ。